2022-12-05 14:01:00

パーキンソン病について

特徴的な症状は1.固縮(こしゅく/筋肉がこわばる)、2.動作緩慢(動きが小さくおそい)3.振戦(しんせん/手足がふるえる)で、これらは3大主徴といわれます。

数ある神経難病のなかで最も患者数の多い病気ともいえます。

パーキンソン病には根本的な治療法はなく、そのため徐々に症状が進行し、手足の運動障害を中心に体動が困難となり、最終的には寝たきり状態になってしまうのが一般の経過になります。

しかし、最近は薬物の治療が進歩したため、短期間のうちに寝たきりになる患者さんは少なくなってきました。

①何とかして寝たきりにならないようにする

②寝たきりの人にはまず起立できるようにする。

③上手に歩行できるようにサポートする。

というそれぞれの状態に対応できるように重症度分類によって施術計画を立てています。