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2025 / 11 / 01  10:32

理学療法との違いをわかりやすく|福岡市・糸島市の訪問鍼灸マッサージ

在宅でのリハビリを検討される際、

「理学療法(PT)と訪問鍼灸マッサージは何が違うの?」

という質問をよくいただきます。

どちらも身体機能の改善を目的としていますが、役割とアプローチが明確に異なります。

 

まず理学療法(PT)は、運動療法・歩行訓練・立ち上がり練習・姿勢改善など、

「動きの再獲得」や「日常生活動作(ADL)の改善」を中心に行います。

脳梗塞後遺症の片麻痺、脳出血後の歩行訓練、転倒予防などに強い分野です。

 

一方、訪問鍼灸マッサージは、

痛みの軽減・筋緊張の緩和・関節拘縮の予防・むくみ改善・血行促進 といった

“動く前の身体を整える” アプローチが中心です。

特に寝たきり・準寝たきりや、関節が固い・麻痺側が動かないといったケースで効果を発揮します。

 

科学的にも、鍼刺激は

・内因性オピオイド(体内の鎮痛物質)の分泌促進

・局所血流の改善

・痛み物質の低下

などが確認されており、PTでは届きにくい 深部の筋緊張や痛み にアプローチできます。

 

また制度面でも違いがあり、

訪問鍼灸マッサージは 医療証(障害者)や保険を利用でき、1〜3割負担(条件により自己負担ほぼゼロ) で自宅で受けられます。

福岡市・糸島市では、PTと併用して身体機能を総合的に高めるケースも多く見られます。

 

「動ける身体を作るPT」

「動きやすい身体に整える鍼灸マッサージ」

という関係性で、実際は併用すると相乗効果が高くなります。

 

福岡市全域・糸島市で在宅ケアの選択に迷われている方は、

まずはお気軽にご相談ください。説明のみの訪問も可能です。